Appleが提供している「Everyone Can Code」というプログラミング教育に関するプロジェクト。
iPadを利用したプログラミング学習ソフト「Swift Playgrounds」が日本語に対応してリリースされています*日本でも「プログラミング教育」が注目されており、小学校や中学校の教育課程の中でもプログラミングの授業が組み込まれようとしています。
当然、新しい科目の授業をする際は、指導できる教師が必要です。そのプログラミングを指導できる教師を生むために「Swift Playgrounds」は大いに役立つでしょう。
Everyone Can Codeとは
「Everyone Can Code」は、誰でもコードを学び、書き、そして教えることを目指した新しいプログラムです。
プログラミング教育はより一般化してきており、技術スキルのあるエンジニアだけでなく、一般の教育機関で働く教師もなくてはならないスキルとして必要性が高まってきています。
Appleは、誰もがプログラミング言語を理解できるよう「Swift Playgrounds」をiPad用アプリとして提供しています。
初めてコーディングに触れる人でもキャラクターを使って、パズルを解きながら「Swift」という言語を学習することができるアプリになっています。
そして、日本語に対応したアプリ、ガイドが提供され始めています。
これから学校の授業、課外活動でプログラミングを指導する際の教材として利用できるでしょう。
Swiftとは
Swiftは、2014年にAppleが開発したプログラミング言語です。iOS、Mac、Apple TV、Apple Watch向けのアプリケーションを開発するために使用することができます。
2016年6月のAppleのWWDCイベントでは、App Storeのアプリ数が200万本を超え、計1300億回ダウンロードされたと発表しています。
「プログラミング」と聞くと難しい印象を持たれがちですが、パズルやクイズなど身近なものを使って学習するアプリケーションは増えてきています。
子供向けの授業としてもいきなりコーディングをするのではなく、テクノロジーの全体像、プログラミングの仕組みを理解させることが重要でしょう。Appleが今回日本人向けに提供をスタートした「Swift Playgrounds」は、学習者にも教師にもプログラミングに触れる良いきっかけになるはずです。