一般社団法人みんなのコードは、プログラミング必修化に向けた小学校の授業で使える教材「プログル」をリリースしました。
プログルは、小学生が自分のペースで学習できるプログラミング教材です。課題の中でもブロックを組み合わせ、その過程でプログラミングの思考を鍛えることができます。プログラミングの知識がそこまでない教員でも授業に導入しやすい教材でしょう。

プログルとは

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2020年のプログラミング教育必修化を見据えた、全国初の授業で使える教材となっています。
プログルは、「できること」「やること」「かんがえること」の3つの目的に特化した、ドリル型のコース設計となっています。そのため先生にもとってもカリキュラムを設計しやすく、生徒にとってもプログラミング思考を養うことができます。

各生徒が自分のペースで学ぶことができ、

コース設計

公倍数コース

  • 対象:小学校5・6年生の算数
  • 身につくプログラミングの概念:3つの基本的な概念である「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」

小学校5年生の算数の単元である「公倍数」を学習できるコースです。
1~30までの数字をキャラクターに数えさせながら「3で割り切れる数」や「5で割り切れる数」の時に別の言葉を言わせるプログラムを書かせることで、公倍数の理解とプログラミングの基本知識である「条件分岐」や「繰り返し」について学ぶことができます。

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多角形コース(今夏リリース予定)

こちらも小学校5年生の単元である「多角形」を学習できるコースです。
次期学習指導要領には、教科×プログラミングの具体例として、算数の多角形があげられています。
このコースは現在開発中とのことで、これからのリリースが楽しみですね。

まとめ

これから単元も増えていき、各教科を学ぶ中でプログラミングの思考も同時に身につけることができるでしょう。
そして、教員のためのプログラミング教材や仕組みも今後整っていくはずです。